【モンテッソーリ教育】おすすめの教具・環境

念願の長女が誕生し、「さて、これからどうやって育児をやっていけばいいのだろう」と調べていく中で出会った「モンテッソーリ教育」。

ここでは、モンテッソーリ教育を行なっていく上で欠かせない「教具」を、簡単に手作りで作っちゃおうをコンセプトにしています。「これを機にモンテッソーリ教具を作ってみよう!」という方の、一助になれば幸いです。

1. モンテッソーリ教育とは?

「そもそもモンテッソーリ教育って何?」という方も多いかと思います。

モンテッソーリ教育とは、子どもの自ら自分を育てる能力「自己教育力」を最大限発揮させる環境や教具(おもちゃ)を用いて、生涯学び続ける姿勢を持った自立した人間を育てる教育です。

将棋の藤井聡太棋士やマイクロソフト創設者ビル・ゲイツなどが受けた教育としても有名です。

モンテッソーリ教育で必要な要素が教具、整えられた環境、大人(教師)の3つです。おもちゃがあっても環境が良くなければ学ぼうと思わず、おもちゃをどのように使うのか教えてくれる存在が必要になります。

(1)教具

教具とは独特な知育玩具のことで、感覚教育や言語教育など様々な場面で使用されます。

教具は材質や色彩、重さにこだわることで子どもの興味を惹きつけるだけでなく、五感を刺激するようになっています。

さらに言語教育や算数教育が組み込まれているので、遊びながらもその後の勉強の理解にも繋がります。

(2)整えられた環境

子どもに自己教育力があると言っても学習できる環境が整えられていなければ、学ぼうとする気は起きないでしょう。

モンテッソーリ教育では以下4つの整えられた環境が必要です。

  1. 整理整頓
    子ども自身が活動を選択できるように教材や教具を綺麗に整えること(子どもの手が届く場所に分野ごとに整理されている)
  2. 作業しやすい場所
    子どもが作業に集中できるように場所を確保する(作業内容や子どもの発達段階に合わせて考えることが重要)
  3. 子どもに合わせたレベル
    基本的に教材や教具は子どものレベルに合わせたものを使用する
  4. 教具
    子どもの感性を磨くために本物や美しい色の教具を使用する(子どもの好奇心興味を寄せやすくなる)

(3)大人(教師)

モンテッソーリ教育において両親や教師などの大人は「援助者」と考えられています。援助者の役割はあくまでも子どもが学びやすい環境を作ることです。中でも大事なのが以下の3点です。

  • 環境の整備
    子どもがやりたい時にできるよう場所を整える(特に教具は子どもの目がつきやすい場所において整理整頓する)
  • 選択肢を与えること
    選択肢を与え子どもが決めることが大切(子どもが自ら決めるクセをつけることが必要)
    (※小さい頃は2択にして年齢が上がるにつれて選択肢を増やす)
  • 見守ること
    教具の使い方がわからなかったり、困っている時のみ手助けする(見守ることが子どもの成長につながる)

2. おすすめのモンテッソーリ教具

モンテッソーリ教育を行なっていく上で重要となる「教具」ですが、インターネット等で販売されている教具をみると、一つ一つが非常に高額です。

ここでは、「モンテッソーリ教具を与えたいけど、安く・お手軽に準備したい」というモットーに基づき、私が実際に使ってみた or 作ってみた教具を紹介します。

(※徐々に追加していきます 笑)

(1)ガラガラ (生後2,3ヶ月頃〜)

最初にデビューする教具としては、やはりガラガラが多いようです。

ガラガラのポイントとしては、大きく以下の5点があります。

    1. 赤ちゃんが握りやすい太さ
  1. 口に入れるので衛生的で、安全なもの
  2. 振ると音がする、動くものも良い
  3. 様々な感触を味わうために、数種類の材質を準備して選ばせる
  4. ハイハイ後は、棚に並べて、自分で選べるようにしておく

我が家で購入したガラガラはこちらになります。

いずれもフリマアプリなどをフル活用して、安く調達しました(笑)

(2)歯固め (生後4ヶ月頃〜)

次は鉄板の歯固めです。

え?モンテッソーリ関係ないのでは。。。と思った方、そこはご愛嬌で。

これはこれで重要なので、載せてみました(笑)

歯が生え始める前に、いろんなものをカミカミしていると、丈夫な歯になるようです。

ということで、我が家で購入した歯固めはコチラになります。

例によって、いずれもフリマアプリなどをフル活用して、安く調達しました(笑)

(3)トレイ付き玉入れ (生後7ヶ月頃〜)

続いての教具はこちらです。

内部が緩やかな坂になっていて、穴に落としたボールが外側のトレイまで戻ってくるおもちゃです。

箱に入ったボールが一瞬消えた後に下から転がり出てくるという経験を積むことができ、認識の形成強化を助けてくれるそうな。

この認識がしっかりと出来上がると、ママの姿が見えなくなった途端に赤ちゃんが泣き出すということが無くなるらしい(これは絶対やらねば!)。

ということで、早速自作しました(笑)

  1. 家にあった厚紙で正方形を作り、ボールの入り口・出口をはさみやカッターでカット
  2. ボールが自動的に出てくるように、切れ端を使って箱の中に傾斜を作る
  3. 梱包材など軽い素材をセロハンテープで丸めてボールを作る
  4. チョコレート菓子が入っていたスチールの缶ケースに入れて完成!

思ったよりいい感じに出来ました❗️

ボールがテニスボールのように重たいものだと、スピードが早く赤ちゃんが目で追いきれません。

そのため、軽めのボールを使うのがコツです❗️(受け売り 笑)

3. おすすめのモンテッソーリ環境

ここでは、モンテッソーリ教育を行なっていく上で重要となる「環境」について、私が実際にやってみた内容を紹介します。

(※徐々に追加していきます 笑)

(1)棚

モンテッソーリ教育に基づいた環境作りにおいて、「棚」は非常に重要な存在で、大きく以下の観点で必要になります。

  1. つかまり立ちの補助になる(棚につかまって立つことで、棚が子供の自立を助ける)
  2. 教具を片付ける習慣が身に付く(自分で選んで、自分で戻す習慣を助ける)

上記を踏まえて、私が最初に用意した「棚」がコチラです。

0〜1歳の間は、つかまり立ちの補助の役割も兼ねさせるため、しっかりした素材をチョイスし、2段の棚にしています。

ちなみに、つかまり立ちで使う場合はこんなイメージです。

(まだ3ヶ月目なので無理がある 笑)。

ズリバイやハイハイの時期は一番下がホットコーナーで、つかまり立ちができるようになると、二段目がホットコーナーになります。

成長の段階に合わせて、ホットコーナーに教具を数点置いておき、「自ら教具を選び・使い終わったら元に戻す」という感覚を身につけます。

(まだ教具が殆どないので、とりあえず何かしら置いてみました 笑)

なお、今回はホームセンターのコーナンで扱っている、SPシリーズというものを組み合わせて作成しましたが、詳細については改めて別の記事で紹介しようと思います。

 

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これからも更新していくので、ぜひ参考にしていただけたら嬉しいです。
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